福祉用具専門相談員(Aさんの場合)

福祉用具専門相談員

男性

男性(40代)
レンタルサービスソラスト東東京(福祉用具)

「あなたでよかった」と思ってもらえる存在に

祖母してあげられなかった分、恩返しを

ずっと一緒に暮らしてきた祖母が特別養護老人ホームに入居することになった時、これまで充分に思い出を作れなかったことをとても後悔しました。祖母にしてあげられなかった分、同じ世代の方へ恩返しをしたいと思ったことがきっかけで、介護業界への転職を決意しました。
もともと実家が漬物屋を営んでおり、生まれたときからモノを売る仕事が身近にあったことや、当時順調にキャリアを積んでいた販売員の経験を活かせる介護の仕事がしたいと考えていたところ、福祉用具の仕事に出会いました。

福祉用具は売って終わりではない

最初は初めての介護業界に戸惑いもありましたが、さまざまなご利用者様とそのご家族様の人生に深く関わっていくにつれ、やりがいを感じるようになりました。
前職で販売員をしていた時は、モノを売ることがゴールで、その先は考えたこともありませんでした。しかし、福祉用具は売ったり貸したりして終わりではなく、その道具を使って生活がどう改善したのか、逆になぜ改善できなかったのか、とその後もずっと続いていきます。
商品も1000、2000という種類がある中で、どれを選定するかによってご利用者様の生活が左右されます。そういった、課題を乗り越えながら成功体験を感じることができるところに、非常に大きなやりがいを感じています。

短い時間の中でも、真摯にご利用者様と向き合う

私は、ご利用者様から「人生の最期の一部をあなたに任せてよかった」と思ってもらえるよう、仕事に取り組んでいます。
福祉用具相談員は、何百人というご利用者様を担当するため、他の介護サービスと比べるとお一人お一人と関われる時間が少なく、その分関係が希薄になりがちです。その中でも、顔や名前を覚えていただき、「お世話になりました」「嬉しかったです」など感謝のお言葉をいただけた時は大きなやりがいや喜びを感じますし、この仕事を始めて13年になりますが、ご利用者様がご逝去されたときは今でも涙が出てしまいます。それだけ自分が、真摯にご利用者様と向き合っているということだと思っています。

(例)【1日のスケジュール】日勤 9:00~17:30

09:00

出勤

10:00

移動

ご自宅や施設などの訪問先まで社用車で移動

11:00

1件目訪問

12:00

お昼休憩

13:00

2件目訪問

15:00

3件目訪問

16:00

4件目訪問

17:00

帰社後、事務処理など

17:30

退勤

 
 

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